移住やビジネス投資にお勧めのエリアは?
「ダラス」・・・と言ってもすごく広い!
ざっくりとでも概要をつかんでいただくため、今回は簡単に解説したいと思います。
下記マップをご覧ください。
主に、私たちが「北ダラス」と呼んでいるのは、主に「Collin County(コリン郡)」のことを指します。
対して、「ダラス」は「Dallas County(ダラス郡)」です。
ちなみに、ダラス郡の西側に位置する、Fort Worth(フォートワース)という地域は「Tarrant County(タラント郡)です。
フォートワースには、ストックヤードという闘牛場併設の観光スポットがあります。いかにも「テキサス!」という空気を味わうことができますよ。
https://www.fortworthstockyards.org/
巨大なDFW空港はフォートワースとダラスの真ん中あたり、ちょうどアービングと記載のある近辺にあります。
各エリアには、それぞれ特徴があります。簡単に紹介していきたいと思います。
Dallas County (ダラス郡) ~ いわゆるダラス ~
まずは、ダラス郡からです。
人口は260万人で、テキサス州で最も人口の多い郡の一つです。
面積は約2,353平方キロメートルで、東京都とほぼ同じです。
都道府県一つが郡一つぐらいの面積、それがアメリカです。
経済面では、昔から活発で成熟している都市です。金融、情報技術、防衛、通信、郵送業界が特に盛んです。本社を置いている大企業は AT&T , テキサスインストゥルメンツ(TI)、サウスウエスト航空、ジェイシー・ペニー、キンバリー・クラークでしょうか。
芸術については、それなりに活発なようでして、ダラス美術館、ペロティ美術館、ダラス自然科学博物館などもあります。中心部にいくと謎の巨大な目のモニュメントが配置されています。
また、ジョンFケネディ大統領の暗殺部隊となった場所でもあり、暗殺された現場にメモリアルホールがあります。
政治は民主党が強いです。つまり、リベラル派ですね。ただしテキサスとしては共和党です。
暴動などは起きたりしておらず、比較的治安は安全なほうかと思います。
ダラスフォートワース空港というすごく大きな空港が地図上アービングと記載されたあたりに存在しており、そこがハブ空港になっています。テキサスはちょうどアメリカの真ん中なので、東海外へも西海岸へもアクセスしやすく、物流拠点としていいですよね。
Collin County(コリン郡) ~ 急速 成長中! ~
私たちがビジネス投資や移住先としてオススメするのはコリンカウンティのエリアです。
人口は100万人を超えてきました。面積は約2,295平方キロメートルです。ダラスと同程度で人口3分の1ぐらいですね。なので、結構広々としているイメージです。
治安面は抜群に良いです。アメリカはどこの地域でもホームレスがいたり、治安が悪いストリートがあったりしますが、ほぼ皆無です。私もこちらの郡住まいですが、落書きもみません。暮らすには本当にお勧めです。しかし、バスなどの公共交通機関はないため、自動車は必須です。ウーバーでもいいですね。
また、道路もうまく整備されていまして、121線道路 を利用するとDFW空港まで一直線、75線道路を利用するとダラスダウンタウンまで一直線で行けちゃいます。その道路付近には2,3マイル(4,5キロメート)ごとにスーパーが点在しています。日本人に人気のホールフーズ、トレーダージョーズなど。テキサス州地元のスーパーH.E.Bもありますよ。
最近では、北米トヨタが本社を移してきたり、プロゴルフツアー協会PGAが引っ越してきました。それに伴いか、昔から点在されているのかはわからないのですが、みずほ銀行・NTT DATA・富士通など日系企業もいます。
また比較的物価もアメリカにしては安く、民度も良いです。
コリンカウンティの市・町は、絶賛成長中の地域「プレイノ、アレン、マッキニー、フリスコ」、まだまだ開拓余地の大きい地域「プロスパー、セリーナ」でしょうか。プロスパー、セリーナは2024年2月現在、膨大な戸建てを建設している最中でした。このあたりを車で通ってみると、新しく建設された豪邸が本当にたくさん並んでいるのを見ることができます。
教育の品質も圧倒的に高いところが人気が高まっている要素です。その流れかファミリー層が多いのも特徴的です。
人種で言うと、白人が圧倒的に多く、黒人・ヒスパニック系ももちろんいますが、プレイノあたりには会社の本社移転に伴って移住してきたIT関係の会社で働くインド人が非常に多いです。カリフォルニアに比べると、圧倒的にアジア人は少ないですが、増加傾向にはあります。
まだ所狭しとお店があるわけではないため、あらゆる業種が供給 < 需要の関係性ではないかなと感じます。最近感じたのは、日系の床屋さんが予約1か月半待ちでした。
なので、私たちはこのコリンカウンティエリアをビジネス投資の対象先としておすすめしております。
まだ別記事にてそれぞれの地域を詳しく説明できたらなと思います。
「アメリカで本気でビジネスしたい」「家族と共にアメリカに移住したい」「成長著しいエリアでダイナミックに人生を広げたい!」とお考えの方はM&Aを手段として、検討してみませんか?