こんにちは!オーナーのMISAです。今回のインタビュイーは、フランチャイズコンサルタント会社オーナーのChris Utahさんです。長年培われてきたコンサルタント知識をもとに、フランチャイズがビジネスを始める上で効果的な理由についてご紹介します。
世界中の人々に最適なビジネスの機会を届ける
Misa: 早速、フランチャイズコンサルタントのご経歴や、IT企業、窓の設置・メンテナンス事業のベンチャー企業を助けてこられた経験談について教えてください!
もちろんです。 Chris Utahといいます。フランチャイズコンサルト会社のオーナーを務めていまして、テキサス州フリスコを拠点に活動しています。私たちの会社の事業内容は、世界中の人たちが理想的なフランチャイズビジネスを見つけるように手助けすることです。主にアメリカやカナダを拠点とするフランチャイジー(フランチャイズ権を得て事業を行う、ビジネスオーナーを指す)のために活動しています。
フランチャイズコンサルタントになる前は、セールスとオペレーションを中心に手掛けて いました。コンサルタントを始めて間もない頃は、ベンチャー支援を受けた初期段階のスタートアップ企業のセールスチームを立ち上げることから始めました。20年前のことですけどね。それらの企業のなかには大成功を収めたものもあります。DELLのような大手上場企業に事業を 売却したこともありました。一方で、立ち上げた後に急降下して、少々M&Aに時間を費やした企業もありました。
他にも、中小規模市場において、売却企業のエージェントになろうとしている銀行に候補者リストを提供することを目的として、事業開発と会社内のビジネス開発チームの構築に従事しています 。それらの経験すべてがフランチャイズコンサルタントとしての活動に生きています。
Misa:元々はご自身がビジネスをしていたとお聞きしましたが、フランチャイズコンサルタントになろうと決めたきっかけは何ですか?これまで運営してこられたベンチャー企業の事業を別の会社に売却して、フランチャイズコンサルタントを始めたということでしょうか?
以前経営していた事業の一部は今でも続けて運営しています。例えば、2009年に私が立ち上げを支援したソフトウェアの会社は、今でも運営していて、会社の所有権も持っています。会社の従業員は100名ほどいて、世界中からでリモートオペレーションを行っています。他にも、私は何年にもわたって自分のチームメンバーを手助けしてきました。
ある日、ソフトウェア会社が大手テクノロジー企業DELLに買収された直後に、私のチーム内でたくさんのお金を抱えた若者が私のところへやってきたんです。賢い彼らは、手にしたお金を未来のために投資しようとしていて、売却で得たお金を用いてフランチャイジーになろうと検討していました。それで私に助けを求めてきたというわけです。つまり、若手のセールスマンが抱えていたフランチャイジーへの開示文書(FDD)を精査し、デューデリジェンスを手伝うようになったことがきっかけで、フランチャイズに深く携わるようになりました。
私も彼らが興味を抱いていたフランチャイズについて調べて見ることにしました。その後何年にもわたって、フランチャイズを始めた友人が私にビジネスの運営指導や、小規模ビジネスの成長について尋ねてきては、質問に応じてきました。元々人助けが好きだったので、とても興味深く感じていましたよ。フランチャイズについて興味を抱いたことをきっかけに、初めてビジネスオーナーになろうとしている人を助ける立場を理解し始めたと感じています。
インタビューはPART2へ続きます。
翻訳・執筆者:岩田百合香(津田塾大学 学芸学部国際関係学科)