こんにちは!オーナーのMISAです。PART1、PART2に引き続き、Graceにインタビューします。このパートでは、彼女の新たな挑戦と、出版する予定の本のことを聞きました。
新たな挑戦
Misa: 次は何に挑戦されるのですか?
いま考えているビジネス全体の構想は、2018年の時点で組み立てていました。スローガンは、「without the gym(”ジムの無い”フィットネスプログラム)」でした。
パンデミックの前、オンラインシステムやオンラインサービスの前は、ほとんどの人が「ジムに行かなければ運動ができない」と考えていました。だからジムに行かなくても、自宅で運動ができることを伝える必要があったのです。
そして私はこのビジネスには最終的にはトレーニング資料が必要だと考えました。PPT(パワーポイント)ドキュメントを作成しようと思いました。しかし、取り組み始めると、情報量が多すぎて、1日や2日のトレーニングにまとめるのは難しいことに気づきました。1週間もかけてトレーニングを受けに来る人はいないでしょうから、スライドにまとめてトレーニング用に使えるPPTを用意したのです。
しかし、Paul J. Phoenixの哲学、特に中国医学の哲学は非常に深く、アメリカ人や西洋の人々には日本や中国の文化のようなバックグラウンドがないため、その違いが大きいと感じました。ですから、最初から基礎教育をしなければならない状況だったのです。
その後、2018年の終わり頃には別のビジョンが出てきました。それは「本を書きたい」というものでした。苦労して3ヶ月なやんだ末、「これは無理だ、できない」と思いました。私の英語力は高くないし、英語の本なんてもってのほか。そう思っていたのですが、やはり私のパッションは東洋の医学と健康維持法を西洋やアメリカの方々に紹介することに向けていると自覚していました。それには、ビジネスのターゲットである英語圏の方々に届くように、英語で書く必要があると自分でも分かっていたのです。
さらに、神様にも「英語で本を書きなさい」と言われた気がして、いま完成への努力をしようと思っています。 この本は、東洋と西洋の文化、中国と西洋の医学の架け橋、その第一歩となると確信しました。神様は、「私が作った人間の身体のことは、みんな理解していないのだ。だから亡くなってしまうのだ。」と言います。
健康維持への本:新たな使命
Misa: では、これから本を書くのですね!
ええ。先ほど言った内容を網羅する予定です。パンデミックの時期に本を書いていて、すでに 700ページほどあります。今は編集者とともに仕事をしていて、本を3~4つのシリーズにする予定でいます。パンデミックの後で特にBoajian Fitnessのビジネスについて見直すきっかけになりました。
次の課題は「いかに収益を上げるのか?」です。そのときに次のビジョンが浮かび、それは”Holistic Health Maintenance”というキーワードでした。
私の最初の本のタイトルは「health maintenance」で、副題は「人生の欠けた部分(the missing parcel of life)」としました。この本では、12の経絡(チャクラ)と24時間調和した生活についても語っています。
私たちは自分で体を癒すことができます。もう何年も、何年も前にすでにこのコンセプトを用意していました。
インタビューはPART4へ続きます。
翻訳・執筆者:鈴木咲香(津田塾大学 総合政策学部総合政策学科)